「障害者週間」街頭啓発活動―障害への理解を広げる

 12月3日から9日は、全国で障害者への理解を広め深める「障害者週間」の啓発活動が取り組まれます。

 東山区でも、東山区身体障害者団体連合会の皆さんと、12月5日(土)朝、京阪四条駅周辺で街頭啓発活動を行ないました。

 この付近は区民だけでなく観光客等多くの人が行き交います。団体連合会の皆さん、熱心に声掛けとティッシュペーパーを配られ、予定の1時間よりずいぶん早く40分あまりで配り終わりました。

 身体障害者団体連合会等、当事者の皆さんの長年のご努力で、障害者に対する理解や施策は少しずつではありますが改善されてきています。

 この障害者週間の取組みも、障害者基本法の改正により、国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、従来の「障害者の日」を拡大するものとして設定されました。

 東山区社会福祉協議会も、こころのふれあい交流サロンや障害児者のデイ銭湯事業等を実施しつつ、当事者の皆さんとともに、障害のある人もそうでない人もともに安心して暮らせる地域づくりを進めていきたいと思っています。

(文:森 浩明)