東山区NPO・ボランティアグループ交流懇談会の報告

　8月22日（土）の午前10時からやすらぎふれあい館を会場に，初めて東山区を活動拠点に活動されているNPO法人・ボランティアグループ交流懇談会を開催しました。

　当日の出席団体は，区社協から共同募金配分金事業による助成事業の申請団体に案内をさせていただき可能な範囲で集まっていただいております。

　最初に東山区社協木村会長から，「高齢化率が市内で一番高い東山区で，高齢者はもとより，子育て，障がい児者，生活に困っている方を支える仕組みが行政が行なう施策制度だけでは十分でなく，ＮＰＯやボランティアによる支え合い助け合いの活動に期待が大きくなっている。そのような中で，東山区社協として初めてこのような交流会を開催した。NPO・ボランティアグループの横のつながりや情報流通の推進，新たなボランティア・市民活動の企画開発などを関係するところが集まって進めていくことをしていきたい。」旨，今回の懇談会の趣旨を説明していただきました。

　その後，アイスブレイクをして少し緊張がほぐれた状態で，それぞれの活動についての説明や活動上の課題等を報告していただきました。

　今回出席された皆さんの声として共通した部分は，『人的な課題』がありました。ボランティアやNPOスタッフとして活動をしていただける人の確保はもとより，それを利用する人も遠慮やプライド，経済的な理由等があり『たすけて！』という声が気軽に出せないのだということがわかりました。

　最後に，各グループに華頂大学の華頂祭はじめ学区で行うイベントにも参加して活動の紹介をしてみませんかという問いかけにも，賛同していただけました。

　今回出席された皆さんが所属している団体を記名しておきます。（順不同）

・ガーデンDEひがしやま　・NPO法人助けあいグループりぼん　・東山老人デイサービスセンターボランティアほほえみ　・ふれあい会　・視覚障害者支援ボランティアスキップ　・いいまちネット東山　・やすらぎの会　・今熊野生活支援あしの会　・NPO法人音の風　・東山区青少年活動センター　・東山いきいき市民活動センター　　（文；藤井　一）